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10人のスタンダールは一時逆転も勝ち切れずドロー…川島はフル出場

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[4.13 ベルギーリーグPO1第3節 ゲンク2-2スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは13日、プレーオフ1の第3節を行った。日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地でゲンクと対戦し、2-2で引き分けた。川島はフル出場したが、チームは2試合白星なしに終わっている。

 前半7分に先制点を許したスタンダール。さらに同38分には、MFヨニ・ブエンスがこの日2枚目の警告を受けて退場となり、残り時間を10人で戦うこととなった。それでも前半終了間際の41分にFWミッチー・バチュアイの絶妙な浮き球パスに抜け出したMFフレデリク・ビュロが落ち着いて右足で決めて、1-1で前半を折り返した。

 後半6分、スタンダールは自陣からMFポール・ジョゼ・ムポクがスルーパス。これに反応したバチュアイがドリブルでPA内に侵入し、左足でGKの股を抜いて、2-1と逆転。10人のスタンダールがリードを奪う。

 しかし、スタンダールは後半14分、ゴール前に放り込まれたボールをDFカリドゥ・クリバリーが頭で落とし、飛び出した川島の前にFWシーベ・スフライフェルスに頭で押し込まれ、失点。2-2で試合は再び振り出しに戻った。

 その後は10人での戦いから疲れが見え始めたスタンダール。徐々に攻め込まれる時間が長くなるが、カウンターから得点のチャンスを狙う。後半36分、途中出場のMFムヤンギ・ビアが左足ミドルで狙ったが、クロスバーを直撃。結局、勝ち越しゴールを挙げることができず、試合は2-2の引き分けに終わり、スタンダールは勝ち点1を獲得するにとどまった。


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