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長崎が「お得意様」の横浜FCから9試合ぶり白星

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[6.7 J2第17節 横浜FC1-2長崎 ニッパ球]

 J2は7日、第17節を各地で行い、横浜FCV・ファーレン長崎が対戦した。長崎はMF金久保彩の鮮やかなミドルシュートで先制すると、後半にもFW佐藤洸一が相手のミスを逃さずに追加点を挙げる。終盤にFWパク・ソンホに1点を返されたが、逃げ切って2-1で勝利。長崎は第8節の愛媛戦(2-1)以来、9試合ぶりの白星を挙げた。対する横浜FCは、ホームゲームで6試合連続勝利なし(1分5敗)となっている。

 序盤からミスの多い横浜FCに対し、長崎が試合の主導権を握る。前半18分にはMF金久保彩のミドルシュートが決まり、アウェーの長崎が先制する。その後も長崎は横浜FCにシュートを打たせずに、同33分にも右サイドからのクロスをFW佐藤洸一がヘッドで合わせたが、GK南雄太に防がれた。

 後半に入っても流れの悪い横浜FCは、12分にDF西嶋弘之を下げて、FWパク・ソンホを投入する。3バックに変更して、反撃に転じようとしたときだった。DFドウグラスのバックパスが短くなり、長崎FW佐藤にボールを奪われる。そのまま、GK南との1対1を確実に決められて、2点を追うことになった。

 ボールを運ぼうとする横浜FCだが、黒津を筆頭に個人の単純なミスが多く、フィニッシュまでいけない。後半27分には長崎が速攻を見せ、右サイドのMF古部健太のクロスを中央で佐藤がスルー、MF奥埜博亮が詰めたが決定機で放ったシュートは、左に切れて行った。

 後半35分には山口素弘監督も最後の交代枠で黒津を下げて、MF野崎陽介を投入する。同39分には、その野崎が距離のある位置から横浜FCにとってこの試合最初のシュートを放つ。同40分には右サイドからMF松下年宏が上げたクロスをパク・ソンホがヘッドで合わせて、1点を返した。

 しかし、横浜FCの反撃もここまで。今季、ホームゲーム8戦目にして早くも5敗目を喫した。一方、昨シーズンJ2に昇格して横浜FCから2勝を挙げていた長崎は、対横浜FC戦の連勝を3に伸ばしている。

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