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[プレビュー]ブラジルvsメキシコ 試合を決める10番はどっちだ!!

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[6.17 ブラジルW杯A組 ブラジル(日本時間18日4:00)メキシコ フォルタレザ]

 大会6日目に入り、グループリーグは第2節に突入。その口火を切るのが、A組のブラジル代表(勝ち点3)対メキシコ代表(勝ち点3)だ。初戦を白星で飾った両チームは、勝ったほうが決勝トーナメント進出に大きく近づく。なんといっても注目は、初戦でFIFAが選出するマンオブザマッチに選出された両国の「10番」だ。

 開幕のクロアチア戦を3-1でくだしたブラジルだが、らしさを出せたかと言うと疑問符がつく。クロアチアとの間にスコアほどの差はなかった。それでも、地の利と“ツキ”に恵まれて最低限のノルマを達成した。そんな中、本調子ではないエースのFWネイマールがPKを含む2ゴールを奪ったのは好材料。若き10番にとって、ゴールは何よりのカンフル剤になるはずだ。

 A組の“2位候補筆頭”のメキシコも、カメルーンとの初戦をものにした。“ツキ”に見放されたため、10番のFWジオバニ・ドス・サントスのゴールは幻に。最終的にスコアは1-0だったが、ショートパスを主体としたパスサッカーでアフリカの古豪を攻め立てた。予選でのメキシコの不振は、過去のものと考えていいだろう。

 テストマッチを含め、この3年間で3回対戦している同カードは、ブラジルが2勝1敗と勝ち越している。記憶に新しいのは、昨年のコンフェデレーションズ杯。日本も同居したA組で対戦し、ブラジルがネイマールとFWジョーのゴールで2-0の勝利をおさめた。地の利も含めて、ブラジルに分があると見ていい。

 しかし、ブラジルにとってメキシコ戦には苦い記憶がある。ひとつ下の世代の代表となるが、12年ロンドン五輪では決勝で対戦。メキシコが2-1で勝利し、金メダルを母国に持ち帰った。そして、ロンドンでのメンバーが現在の両チームの中軸を担っている。ブラジルはネイマール、MFオスカル、オーバーエイジのDFチアゴ・シウバ、DFマルセロ、FWフッキ。メキシコは、ドス・サントス、MFエクトル・エレーラ、オーバーエイジのFWオリベ・ペラルタ。ブラジルにとってはリベンジマッチの意味合いも強く、ましてやホームでの試合とあっては、絶対に負けるわけにはいかない。

 テクニックを駆使する両チーム、好ゲームは必至だ。

■FIFAランキング
ブラジル 3位
メキシコ 20位

■対戦成績
ブラジル 3勝

■テレビ中継
NHK


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