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残り2分からの鮮やかな逆転劇でオランダがメキシコを下し2大会連続の8強進出

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[6.29 ブラジルW杯決勝T1回戦 オランダ2-1メキシコ フォルタレザ]

 ブラジルW杯は29日、決勝トーナメント2回戦を行い、Bグループを首位通過したオランダ代表とAグループを2位で通過したメキシコ代表が対戦した。両チームの背番号10が大会初ゴールを決めた試合は、後半のアディショナルタイムにFWアリエン・ロッベンがPA内で倒されて、オランダがPKを獲得する。これを途中出場のFWクラース・ヤン・フンテラールが決めて2-1で勝利。2大会連続のベスト8進出を決めた。

 日当たりの強い過酷な13時キックオフの試合。今大会、ボールを保持するサッカーで勝ち上がって来たメキシコは、序盤、距離のある位置から積極的にシュートを放ち、オランダゴールを狙っていく。

 オランダ代表は9分、ケガで別メニュー調整が続いていたと伝えられたMFナイジェル・デ・ヨンクがベンチに下がり、DFブルーノ・マルティンス・インディが投入された。ブルーノが左CBに入り、左CBで先発したDFダレイ・ブリントがボランチにコンバートされたが、直後にブリントがロングキックをミスして、不安をのぞかせた。

 オランダのバランスが崩れたのを見逃さず、メキシコはセカンドボールの回収力を強めて、ボール支配率を高める。前半17分はPA内までボールを運び、FWオリベ・ペラルタからのパスを受けたMFエクトル・エレーラが右足でシュートをしたが、わずかに左に逸れて行った。同24分にはDFカルロス・サルシドが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、GKヤスパー・シレッセンが懸命に枠外へ弾いた。速攻を狙うオランダは27分、ロングボールをPA内で受けたFWロビン・ファン・ペルシーが精一杯、足を伸ばしてトラップしたボールをシュートに持ち込んだが、右に外してしまう。

 給水タイムを挟んで再開した試合は、再びメキシコが優勢に進める。メキシコは42分に細かなパスワークを見せ、MFジオバニ・ドス・サントスが角度のない位置からシュートしたが、GKシレッセンに阻まれた。アディショナルタイムにはオランダが速攻に出る。ファン・ペルシーからのパスはDFラファエル・マルケスにカットされたが、マルケスのコントロールが大きくなると、そのボールをFWアリエン・ロッベンがカット。その後、マルケス、DFエクトル・モレノにタックルされたロッベンはPA内で倒れたが、ファウルは認められず。0-0のスコアレスで前半を終了した。

 後半の立ち上がり、メキシコが先制点を挙げる。後半3分、ドス・サントスが相手のクリアーしたボールを拾って、DFと競り合いながら左足でシュート。これが決まり、メキシコの10番が今大会初ゴールを刻んだ。

 オランダは11分、DF*ポール・フェルハーフを下げ、FWメンフィス・デパイを投入する。直後の12分、オランダはCKからDFステファン・デ・フライがヘッドを枠に飛ばしたが、GKギジェルモ・オチョアが反応。弾いたボールは左ポストを叩き、こぼれ球をメキシコDFにクリアーされ、オランダは追いつけない。

 16分にもオランダは、ロッベンが右からドリブルを見せ、DFを引き付けてスナイデルにパス。スナイデルがゴールを狙ったが、体を張ったメキシコDFにブロックされる。23分にはロッベンがPA内でドリブルを仕掛けて倒れるが、ファウルの笛は鳴らなかった。27分にもロッベンからのパスを受けたスナイデルがミドルシュートを放ったが、枠を大きく外れている。29分にもロッベンがドリブルからDFを交わして右足でシュートを打ったが、GKオチョアに阻まれた。

 メキシコは30分に最後の交代枠を使い、FWハビエル・エルナンデスを投入した。オランダも31分にファン・ペルシーを下げ、今大会初出場となるFWクラス・ヤン・フンテラールをピッチに送り出した。フンテラールの高さを活かしたいオランダは、前線にロングボールを増やしていく。しかし、守備を厚くするメキシコの守備を崩しきれない。

 それでも後半43分、CKを得たオランダは、フンテラールが落としたボールをスナイデルが強烈に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。さらに後半アディショナルタイム、ロッベンがPKを獲得すると、フンテラールが決めて土壇場でオランダが逆転に成功する。このまま試合は終了し、メキシコは28年ぶりの8強入りを逃した。

 勝利したオランダはコスタリカ対ギリシャの勝者と準々決勝で対戦する。

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