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清武&酒井宏先発復帰のハノーファー、2点差追いつくも15戦未勝利に…

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[5.2 ブンデスリーガ第31節 ボルフスブルク2-2ハノーファー]

 ブンデスリーガは2日、第31節を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でボルフスブルクと対戦し、2-2で引き分けた。清武、酒井はともに2試合ぶりの先発。4-2-3-1のトップ下に清武、2列目の右サイドに酒井が入り、そろってフル出場した。

 ボルフスブルクは前半24分、MFケビン・デ・ブライネが右サイドを個人技で突破し、クロスをFWバス・ドストが左足ボレーで蹴り込む先制点。同45分にはデ・ブルイネのサイドチェンジを受けたMFイバン・ペリシッチが右サイドから中に持ち込み、強烈な左足ミドルをゴール右上隅に叩き込んだ。

 2点ビハインドで前半を折り返したハノーファーは後半開始からFWジミー・ブリアン、FWケナン・カラマンを同時投入。後半開始早々の2分、MFエドガー・プリプの左クロスにブリアンが頭で合わせ、1点を返すと、後半13分には清武の左CKからセカンドボールをDFサリフ・サネが豪快なバイシクルシュートでゴールネットを揺らし、2-2の同点に追いついた。

 1部残留のためには勝ち点3が欲しいハノーファー。2位ボルフスブルクの攻勢に粘り強く耐えると、後半39分にはブリアンのスルーパスに清武が走り込むが、シュートは惜しくもGKに阻まれる。さらに後半アディショナルタイム、清武からの絶妙な浮き球のパスにプリプが抜け出したが、シュートはGKがビッグセーブ。勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。

 試合は2-2の引き分けで終了。上位相手に敵地で勝ち点1を奪ったハノーファーは連敗を2で止めたものの、これで15試合連続白星なし(7分8敗)となった。この日、17位パダーボルンが勝ったため、順位も2部との入れ替え戦に回る16位に後退。明日3日に試合を控える暫定17位ハンブルガーSVの結果次第では自動降格圏となる17位転落の可能性もある。


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