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43歳リバウド、現役復帰を決断 自身のクラブを救うため

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 元ブラジル代表FWリバウドが、ピッチに戻ることを決断した。

 1999年にバロンドール受賞など輝かしいキャリアを送ったリバウドは、昨年3月に引退を表明した。

 だが、自身が会長を務めるブラジル2部のモジミリンを助けるため、再びスパイクを履くことを決めている。

 モジミリンは現在、ブラジル2部で最下位に低迷している。リバウドは「良いことと悪いこと、さまざまな分析をした結果、モジミリンに加入することにした。私の経験は、この複雑な状況で生きるものだと思う」と決断の経緯を明かした。

 さらに、「再びクラブのために家族を犠牲にすることになる。それは分かっているが、我々のチームがより誇らしい位置で戦うところをなるべく早く見たい。残留を争うべきではないと思うから、この悪い時期から抜け出したい。最低でも中位にはいなければいけないチームだ」と述べている。

 だが、試合でチームを助けるというよりは、日々の練習で貢献することが主になるようだ。

「レギュラーでプレーするために戻るということではない。アスリートとしての契約をして、この困難な状況で選手たちを手伝いたい。15か月前にプロから退いた身だ。ひざの状態に問題がなければ、いくつかの試合でチームを助けることはできるかもしれない」

 クラブの公式サイトには、リバウドがフィットネステストを受けている写真が掲載されている。現役を退いて15か月経っているが、体脂肪率は12.66%という値だったそうだ。
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