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アトレティコ、5選手の放出を検討 候補はオリベル、ビエット、トーマス...

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 アトレティコ・マドリーは、今夏5選手の放出を検討しているようだ。スペイン『アス』が報じている。

 アトレティコはディエゴ・シメオネ監督の慰留に努めるため、この夏複数ポジションで補強を敢行するつもりだ。指揮官のプライオリティーはトップクラスのFW獲得にあるが、それ以外にも右SBやセカンドトップ確保もクラブ幹部に要望されている。

 補強を行う一方で、クラブは選手の放出に踏み切らなければいけない。現在、その候補に挙がっているとされるのは5名。ある選手は復帰を前提としたレンタルで、またある選手は完全移籍で他クラブへと渡ることになると見られる。

 MFトーマス・パルテイ、MFマティアス・クラネビッテルの2選手はレンタルで放出される見込み。アトレティコは中盤にMFガビ、MFコケ、MFサウール・ニゲス、MFアウグスト・フェルナンデス、MFチアゴ・メンデスらを擁しており、厳しい競争がある。クラブ幹部は23歳の両選手が出場機会を重ねられるクラブに行き、成長して戻ってくることを期待している。

 アトレティコに迷いが生じているのはMFオリベル・トーレスとFWルシアーノ・ビエットの扱いだ。ポルトとビジャレアルで活躍した2選手の才能に疑いの余地はない。しかし、アトレティコでは定位置を奪取できていないのが現状だ。

 アトレティコはオリベルとビエットをレンタルで送り出し、復帰させる目論見を立てている。だがオリベルにはローマが移籍金1500万ユーロを準備していると言われ、ビエットに対してはバルセロナラツィオからの関心が伝えられている。満足行くオファーが届けば、アトレティコは売却を辞さない構えである。

 完全移籍が濃厚なのが、DFヘスス・ガメスだ。右SBを本職とするサッスオーロDFシメ・ブルサリコの獲得が近づいているため、来季ガメスの出番は激減するとみられる。クラブは31歳のガメスを無理にとどめる必要はないと考えている。

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