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ブッフォンに敬意を示すドラクスラー「レジェンド相手にPKを蹴るのは…」

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 ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーは、EURO2016準々決勝でドイツが勝利を収めたイタリアの守護神に敬意を表している。

 2日に行われたドイツとイタリアの準々決勝は、120分間を1-1の同点で終え、PK戦へもつれ込む激戦となった。ドイツGKマヌエル・ノイアーとイタリアGKジャンルイジ・ブッフォンという世界屈指の2人の守護神による威圧感も影響したのか、両チームに失敗の相次いだPK戦は、最終的に6-5でドイツが勝利を収めている。

 ドラクスラーはこのPK戦でドイツの4人目を担当。ドイツ3人目のMFメスト・エジル、イタリア4人目のFWグラツィアーノ・ペッレが続けて失敗した直後だったが、ブッフォンの逆を突いて右隅にシュートを叩き込みスコアを3-3のタイに戻した。

 試合後にブッフォンとユニフォームを交換したドラクスラーは、『ツイッター』や『フェイスブック』の自身のアカウントで背番号1のユニフォームを誇らしげに掲げた写真を掲載し、「レジェンドであるジジ・ブッフォンを相手にPKを蹴るのは喜ばしいことだった」とコメントしている。

 ドラクスラーは昨年夏にユベントスへの移籍に近づきながらも実現に至らず、イタリアメディアによるユーロ開幕前のインタビューでは未練を残している様子も見せていた。クラブでブッフォンとチームメートになることはできなかったが、PK戦での戦いを通して受け継いだ思いを胸に欧州制覇を目指したいところだ。


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