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浅野の先発起用ズバリ! 指揮官がスタメン抜擢の理由を語る

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ブンデス1部で初得点を挙げたFW浅野拓磨

 24日に行われたブンデスリーガ第13節、ハノーファーvsシュツットガルトの一戦で、日本代表FW浅野拓磨が前半24分に先制ゴールを決めた。

 これが浅野にとって今季リーグ戦初ゴール。ブンデスリーガ1部で記録した初の得点でもある。シュツットガルトは浅野を途中交代させた後に失点し、1-1で引き分けてしまったがアウェーで勝ち点1を獲得。同チームは今季ブンデスリーガでのアウェー戦で全敗していたが、これが敵地で初の勝ち点1となった。

 試合後、地元メディア『stuttgarter-nachrichten』は浅野が先発起用されたことについて言及しつつ、ブンデスリーガ1部での初ゴールについて伝えている。

「ハンネス・ボルフ監督はこの試合で173cmの浅野を先発でピッチに送り出した。196cmあるハノーファーのDFサリフ・サネとマッチアップさせるのは無謀にも思えたが、結果は功を奏した」

「“ジャガー”と呼ばれる23歳のFWは、持ち前のスピードを生かしてハノーファーゴールに迫った。記録した先制点は浅野にとって特別なゴールであり、ブンデスリーガ1部で初の得点となった」

 また、ここまで11試合2ゴールの成績を残していたシモン・テロッデをベンチスタートさせたことについて、ボルフ監督は「ハノーファー戦では相手守備陣に広大なスペースができると確信していた。だからそのために(スピードのある)浅野を先発で使ったんだ。シモンには『切り札として使う』と伝えたら、彼はその役割を受け入れた」と語り、浅野を先発起用した理由について言及している。

 シュツットガルト1年目で2部からの昇格を経験し、2年目にはついにブンデスリーガ1部で初ゴールを記録した浅野。ロシアW杯のメンバー入りに向けて絶好のアピールとなったが、引き続き結果を残せるのか注目が集まる。

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