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右太腿打撲の伊東、韓国戦出場に意欲「明日はもっと良くなる」

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韓国戦出場に意欲を見せたFW伊東純也

 12日の中国戦(2-1)で右太腿を打撲し、前日14日も一部別調整だった日本代表FW伊東純也(柏)が16日の韓国戦(味スタ)出場に意欲を見せた。中国戦で相手の膝が入り、右太腿を強打。まだ痛みはあるというが、「明日はもっと良くなっていると思う」と力説した。

 9日の北朝鮮戦(1-0)に後半11分から途中出場し、A代表デビュー。1対2の状況からでも果敢に仕掛ける姿勢にハリルホジッチ監督も「彼の仕掛ける能力や抜き去る能力など、サイドで違いを生む姿を評価したい」と称賛の言葉を送り、中国戦では初先発に抜擢した。

「攻撃で違いを出してほしいと言われているし、そこは自分のストロングポイントでもある。それを出せなきゃ自分が出ている意味はない」。中国戦は負傷の影響で後半30分に途中交代。不完全燃焼のままピッチをあとにしたが、自分のプレーを見せるチャンスはもう1試合ある。

 国内組にとって、ロシアW杯に向けた“ラストアピール”の舞台ともなったE-1選手権。その最終戦で自分の武器をあらためて示し、海外組を含めたフル代表で臨む来年3月の招集につなげられるか。「自分は目の前の試合を優先するタイプ。高校や大学のときからそうだったし、目の前の試合に集中したい気持ちしかない」。先のことは考えず、韓国戦のピッチを駆け回る。

(取材・文 西山紘平)

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