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今冬補強なしのミラン、来季に向けて移籍金ゼロでクロアチア代表DFと個人合意か

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ミラン移籍の噂が出ているサンプドリアDFイバン・ストリニッチ

 来シーズンに向けて、ミランサンプドリアに所属するクロアチア代表DFイバン・ストリニッチと個人合意に至ったと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が5日、伝えている。

 ミランは昨夏、王者ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを4000万ユーロ(約54億円)で獲得するなど、トップチームの約半分を入れ替える大型補強を行った。このため1月31日に終了した今冬の移籍市場では、DFガブリエル・パレッタと双方の合意の下で契約を解除したほか、GKガブリエウをエンポリに放出。一方で新たな選手の獲得はなかった。

 だがミラン首脳陣はすでに来シーズンに向けて始動。今シーズン終了後にサンプドリアとの契約を満了する30歳のストリニッチに狙いを定め、コストゼロでの獲得に向けて準備を進めている。すでに選手と個人合意に至ったとも報じられている。

 ストリニッチは2015年1月にナポリへ加入するも、アルジェリア代表DFファウジ・グラムの控えに甘んじており、ロシアW杯出場を見据えて昨夏、出場機会を求めてサンプドリアへ移籍した。今シーズンはこれまで公式戦15試合に出場。リーグ戦で6位と好位置につけるジェノバクラブで活躍するも、直近の2試合ではベンチスタートだった。

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