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連勝ストップのミラン…多すぎる退場にガットゥーゾが苦言「感情面での改善を」

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ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が苦言

 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが4日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、課題を挙げた。

 前節では誤審も追い風に3位ラツィオに勝利し、今シーズン初となる3連勝を飾ったミランだったが、4日に行われたセリエA第23節ウディネーゼ戦は1-1のドローに終わり、連勝はストップした。ミランは9分、FWスソの得点により先制点を挙げたが、68分、21歳のDFダビデ・カラブリアが2度目の警告を受けて退場。その8分後、GKジャンルイジ・ドンナルンマのオウンゴールによりウディネーゼに同点弾を許した。ガットゥーゾは試合終了後、若手選手が多いミランの課題を掲げた。

「60分間、ピッチを支配した。選手たちも良くやってくれていた。オウンゴールは残念だ。荒々しいチームではないのに、これで今シーズン、6回目の退場処分だ。感情面での改善が必要だろう。平均年齢が少々若く、経験が足りないことが影響していると思う」

 若手選手が感情を上手くコントロールできていないことを問題視したほか、普段の練習が重要であることを説いた。

「チームが良い試合をできるようにしなければならないわけで、誰かを満足させるつもりはない。ミラネッロでの練習を見て、フォーメーションを決めている。私の下では、練習が重要な要素であることを皆に知ってほしい」

 順位表では、第23節を終えて8位へと後退したが、「順位表を見ると何もしていないように見えるが、だからこそ黙ってトレーニングを続けていくべきだ」とガットゥーゾは語り、挽回を誓った。

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