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甲府がリーグ4戦目で初白星、ジネイ&リンス弾で完封勝ち!敗れた福岡は今季初黒星

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[3.17 J2第4節 福岡0-2甲府 レベスタ]

 J2リーグは17日、第4節を行った。レベルファイブスタジアムでは、アビスパ福岡ヴァンフォーレ甲府が対戦し、甲府が2-0で今季リーグ戦初白星を飾った。福岡は今季初黒星となった。

 開幕から2勝1分で負けなしの福岡は、前節・金沢戦(1-0)から1人を変更。契約上の理由で出場できないFWドゥドゥに代わってFW森本貴幸(←川崎F)が起用された。一方、リーグ戦では2分1敗も、ルヴァン杯2連勝中の甲府は、14日のルヴァン杯・清水戦(1-0)からDF山本英臣とDF今津佑太(←流通経済大)を除く9人を入れ替えた。

 甲府は前半9分に決定機。FWリンスがスピードに乗ったドリブルでボールを運び、PA手前からFWジネイにラストパスを送る。PA内で受けたジネイが左足を振り抜くが、惜しくもGK杉山力裕に止められ、早々の先制点とはならなかった。

 前半14分に福岡にアクシデント発生。リンスと浮き球を競り合ったMFウォン・ドゥジェがピッチ上に倒れ込み、担架に運ばれてピッチ外へ。そのままMF山瀬功治との交代を余儀なくされた。

 徐々に福岡が主導権を握る中、前半41分にカウンターから好機。FW石津大介が右サイドを駆け上がり、森本を目掛けてアーリークロスを供給する。DF小出悠太のクリアが自陣ゴール方向へ転がるが、GK河田晃兵がなんとかセーブ。アディショナルタイム1分には、DF堤俊輔の浮き球パスをPA左で受けた石津がうまく反転して右足で強烈なシュート。しかし、これもGK河田の横っ飛びセーブに阻まれた。

 スコアレスで折り返した後半2分に甲府がMF湯澤聖人、4分には福岡が石津と互いに決定的なシュートを放つと、5分にスコアが動く。甲府は左サイドからMF高野遼がクロスを供給。FWジネイはこれを触ることができなかったが、MF輪湖直樹のクリアミスを逃さず右足ボレーでゴールネットを揺らし、甲府が待望の先制点を挙げた。

 1点ビハインドの福岡は後半16分、右サイドからMF駒野友一が上げたクロスを石津が胸で落とし、山瀬が左足ボレーもわずかにゴール左に外れる。18分には、左サイドのスペースにMF鈴木惇が浮き球パスを入れ、石津がグラウンダーのクロス。これをフリーとなっていたFW松田力が右足で合わせるが、GK河田の正面を突いてしまった。

 後半中盤にベンチが激しく動く。福岡は後半23分、堤に代えてFWトゥーリオ・デ・メロを投入。まずは同点を狙い、前線の枚数を増やした。29分には、松田を下げてMFエウレーを投入した。一方の甲府は24分にFW堀米勇輝をFW田中佑昌に、32分には湯澤をDFビョン・ジュンボンに交代させた。

 追加点を狙う甲府は後半41分、途中出場のMF佐藤和弘の左CKからニアで相手に当たって中央へ流れたボールをジネイがヘッド。これはわずかに枠を外れたが、直後にダメ押し。44分、波状攻撃から右サイド深くに侵入した小出がグラウンダーのクロスをリンスが右足で合わせ、2-0。甲府が完封勝ちをおさめた。

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