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初ゴールの余韻に浸らず、中島翔哉「もっといろんなことをやりたい」

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マリ戦から一夜明け、トレーニングに励むFW中島翔哉

 初ゴールの余韻に浸るつもりはない。23日のマリ戦(1-1)で史上30人目となる国際Aマッチ初出場初ゴールを記録した日本代表FW中島翔哉(ポルティモネンセ)は「ゴールだけでなく、それ以外のプレーでも良かったところ、良くなかったところがあった。27日に試合があるし、それを次に生かそうと思っている」と、すでに気持ちは27日のウクライナ戦に切り替わっている。

 マリ戦から一夜明けた24日は他の控え組と一緒にフルメニューを消化。狭いコートでの1対1や2対2、5対5など負荷の高いトレーニングで体を追い込んだ。MF柴崎岳との1対1では、ボールを失ったあとに懸命に戻り、体を投げ出したスライディングタックルでシュートをブロックするシーンもあった。

 マリ戦を振り返り、「ポジショニングやボールを奪うところは課題。昨日はボールを奪うところがなかった」と反省するが、「できるだけ下がらずに、前でボールを奪うことは個人としてずっと意識してきた。それはここでも求められているし、ちょうどいい」と、練習から貪欲に取り組んでいる。

 自分のゴールで1-1の引き分けに持ち込んだとはいえ、チームが勝てなかったことには納得していない。「日本が勝つために貢献することが大事だと思っている。マリはいいプレーをしていたと思うけど、ああいうチームに勝っていかないといけない。そういうことが大事」。W杯メンバー23人に食い込むためにも、チームを勝利に導くプレーが求められる。「もっといろんなことをやりたいと思っている。自分の武器、特長を出すことが大事だと思っている」と、ウクライナ戦でのさらなるアピールを誓った。

(取材・文 西山紘平)

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