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ロシアW杯でも導入のビデオ判定、トラブル必至か…英代表バーディは「どんな映像を見ているのか」

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FWジェイミー・バーディーがビデオ判定に苦言

 イングランド代表FWジェイミー・バーディーがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の使用法について苦言を呈している。29日、英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 27日にイタリアと対戦したイングランドはバーディが前半26分に先制する。しかし、後半40分にイタリアのFWフェデリコ・キエーザがPA左で倒され、主審がVARを用いた結果、キエーザへのファウルが認められてイタリアのPKに。FWロレンツォ・インシーニェがしっかり決めて1-1の同点となり、ドローで試合を終えた。

 バーディはVAR使用に関しての混乱を感じており、「選手だけでなくファンにとっても、最悪なものにしかなっていない」と言及。「スタジアムのスクリーンに『VAR使用中』と表示されているとき、選手やファンは待っているだけで、何が行われているかがわからず、ただ結果を待つのみなんだ」と不透明さを指摘し、「どんな映像を見て判断したのかを、スクリーンで全員見られるようにしてほしいね」と使用法の改善を求めている。

 この判定に関してはイングランド代表のガレス・サウスゲート監督も怒り心頭で、「これがW杯じゃなくて本当に良かったよ!」と嫌味たっぷりなコメントを残している。今月中旬には6月開催のロシアW杯でのVAR使用が正式に決定。誤審防止はもちろんのこと、判定を覆す理由を明らかにしないと、選手や監督のフラストレーションが溜まっていくことになるだろう。ロシアW杯でのVARトラブル発生の可能性は、極めて高い。

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