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高木大輔の芸術ループで山口4戦ぶり白星! 山形は“魔の時間帯”しのげず…疑惑判定にも泣く

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山口が4試合ぶりの白星をつかんだ

[3.31 J2第7節 山形0-1山口 NDスタ]

 4位レノファ山口FCが敵地で17位モンテディオ山形に1-0で勝利した。開幕3連勝から直近3試合勝ちなし(2分1敗)となっていが、4試合ぶりの白星。敗れた山形は連続未勝利が4試合(2分2敗)に伸びた。

 ホームの山形は前節の東京V戦(0-0)から先発1人を変更。DF熊本雄太に代わってDF松本怜大が3試合ぶりにスタメン入りした。一方、山口も前節の松本戦(2-2)からの入れ替えは1人。MF高橋壱晟に代わり、開幕から6試合連続で途中出場していた大卒ルーキーのMF山下敬大がプロ初先発を果たした。

 立ち上がりこそ山形の勢いに押された山口だったが、徐々に主導権を掌握する。前半25分には右サイドのDF前貴之が左足でロングパスを送り、FW高木大輔が一発で裏へ抜け出す。高木はGK児玉剛の飛び出しを冷静に見極め、PA手前中央から右足でループシュート。これが無人のゴールに決まり、4試合ぶりとなる今季3得点目を挙げた。

 開幕6試合で総失点11のうち、半数以上となる6失点を開始30分までに喫していた山形。前節に今季初めて無失点で試合を終えたが、またしても“魔の時間帯”にゴールを許し、ビハインドを追いかける展開となった。

 山口は1点リードで迎えた後半も攻撃の手を緩めない。高い位置からのプレッシャーで山形のビルドアップを阻み、鋭くゴールへと迫る。

 山形は後半15分、MF古部健太の左クロスが飛び出したGK藤嶋栄介に弾かれ、この日がJ1・J2通算200試合出場のMF松岡亮輔がPA手前中央で跳ね返りに反応。トラップから右足でシュートを放つと、GK藤嶋のカバーで右ポスト付近にいた元山形DF瀬川和樹の左腕に当たり、枠を外れる。山形の選手たちはハンドを猛アピールしたものの、主審は一度下したCK判定を覆さなかった。

 後半35分には最後の交代カードとして古部を下げ、古巣対戦となるFW中山仁斗を投入。しかし、集中を切らさない山口のディフェンスを最後まで崩し切れず、0-1のまま終了のホイッスルを聞いた。

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