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西野新監督は海外行脚に意欲、23人絞り込みは6月にずれ込む可能性

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会見で質問に答える西野朗新監督

 海外行脚に意欲を見せた。日本代表西野朗新監督は「(海外と)往復する時間がどうかだが、全員に発信したい部分はあるし、個人的に伝えたい部分もある。(時間の)猶予があれば、海外組の状況も実際に見たうえで、会ったうえで、伝えたい部分も考えている」と、自ら海外組のもとに足を運び、選手個々の現状を確認しつつ、自分の考えも選手本人に伝えたい意向を示した。

 ロシアW杯本大会までのスケジュールは5月21日ごろから国内合宿がスタートし、5月30日に壮行試合となるガーナ戦(日産ス)。その後、オーストリアで事前合宿を張り、6月8日にスイス、6月12日にパラグアイと国際親善試合を行ったあと、ベースキャンプ地のカザンに入り、6月19日のW杯初戦・コロンビア戦に向けて調整する。

 W杯の予備登録メンバー35人の国際サッカー連盟(FIFA)への提出期限は5月14日で、本登録23人は6月4日。各チーム初戦のキックオフ24時間前までは負傷の場合のみ入れ替えが可能だが、23人への絞り込みは期限ギリギリまでずれ込む可能性が出てきた。

「5月30日のガーナ戦が終わったあと、23人プラスアルファをどう考えていったらいいのか。そのあたりのスケジュールは正確にはここでお伝えできないが、ガーナ戦が終わってからになっていくと思う」。ハリルホジッチ前監督は当初、ガーナ戦に27、28人程度を招集したうえで、ガーナ戦翌日の5月31日にも23人を発表し、事前キャンプ地のオーストリアに出発する考えを示していたが、23人以上をオーストリアに帯同させ、6月4日の本登録期限までに絞り込む形もありそうだ。

(取材・文 西山紘平)

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