beacon

「チームのやり方、戦術の話をした」 合流初日の長谷部誠、冒頭で西野監督と話し合い

このエントリーをはてなブックマークに追加

合流初日を迎えた日本代表MF長谷部誠

 30日にキリンチャレンジ杯ガーナ戦を控える日本代表のトレーニングキャンプ5日目、この日は引き続き主将を担うとみられるMF長谷部誠(フランクフルト)が合流した。練習の冒頭では西野朗新監督とマンツーマンで会話し、「チーム(フランクフルト)のやり方、戦術の話をした」という。

 初日に続き、報道陣の囲み取材に応じた西野監督は「自分だけでは限りがあるので、選手たちの力も得ながらやっていく」と述べ、選手の意見を聞き入れつつW杯に臨む意向を示唆。その後、3バックシステムのオプション採用を問われると、「それも考えている」と明言した。

 そこで白羽の矢が立ったのが長谷部だった。所属するフランクフルトは3バックと4バックのシステムを併用。3バックではリベロ(3バックの中央)、4バックではアンカー(4バックの一列前)で起用されており、いずれの場合でも問題なくプレーすることが期待できる。

 指揮官と短い会話を交わした長谷部自身も「個人的には3枚でも4枚でも対応できる。試合の中でメンバーを代えずに、自分が入ることでオプションになる」と前向きな姿勢。「自分がどこで出るか、そこは監督がどう考えているか次第になる」とポジションにはこだわらない構えだ。

 もっとも、「同じ3バックでもやり方が違う。フランクフルトのやり方と、西野監督が考えているやり方がある」と指摘し、数字上のフォーメーションだけでは語れないことを強調。「監督だけじゃなく、コーチ陣ともコミュニケーションを取っていきたい」。細かい戦術については、これから詳細を詰めていくようだ。

(取材・文 竹内達也)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送

TOP