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「やられたらやり返す」4年前の雪辱誓う長友、突然の監督交代には「免疫ある」

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日本代表に合流したDF長友佑都

 W杯の借りはW杯でしか返せない。日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)が合宿5日目の25日から練習に合流。1分2敗のグループ最下位に終わった14年ブラジルW杯からの4年間を「一瞬だった」と振り返りつつ、「あのときの傷は今も癒えていない」と静かに雪辱を誓った。

 長友だけではない。バヒド・ハリルホジッチ前監督から西野朗監督に指揮官が交代し、同じように4年前の悔しさを味わったMF香川真司、FW岡崎慎司らが代表に復帰。“盟友”のMF本田圭佑を含め、今回招集された27人のうち、前回大会経験者は12人を数える(MF青山敏弘はケガのため離脱)。長友は「やられたらやり返す気持ちを持っている選手は多い。その気持ちをピッチで表現したい」と力を込めた。

 本大会直前の監督交代については「インテルでは14人ぐらいの監督を経験した。1年で3、4人の監督を経験したこともある。監督交代には免疫がある」と冗談交じりに不安を否定し、報道陣を笑わせた。

「自分自身、キャリアの中でたくさんの監督を経験させてもらった。代表では岡田(武史)さんに始まって、ザックさん(アルベルト・ザッケローニ元監督)、アギーレさん(ハビエル・アギーレ元監督)、ハリルさん(バヒド・ハリルホジッチ前監督)、そして西野さん。それぞれに教わったことは心に残っているし、チームにも遺伝子は残っていると思う」

 特に岡田元監督の下、10年南アフリカW杯で16強入りを果たした成功体験は現代にも生かせると考えている。「岡田さんは取られたあとの守備にこだわっていた。岡田さんのときの戦術は今でも思い出すし、残っている。今後のサッカーにも生かせると思う」と指摘し、「(過去の代表監督の)いい部分を生かしながら、西野さんの戦術に落とし込んでいけたら、最高のチームになると思う」と自信を見せた。

(取材・文 西山紘平)

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