ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(40)が、補強プランについて語った。『フットボールイタリア』が伝えている。

　ガットゥーゾ監督は、昨年11月にビンチェンツォ・モンテッラ前監督の後任としてミランのトップチームに昇格。リーグ戦6位に導き、ヨーロッパリーグ出場権を獲得した。来季に向けて補強を行いたいところだが、フィナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触したことで罰せられる可能性があり、今夏の投資は限られている。

　補強プランについて問われたガットゥーゾ監督は、「誰であろうとここに来るものは、ミランというクラブを代表することを理解する必要があり、その質を高める必要がある強力なグループに入らなければならない」と、伝統あるクラブでプレーすることの難しさを説いた。

　その上で闘将は、「イタリアでは『経験』という言葉が時々『年齢』と混同する。25歳～26歳でも多くのことを経験した選手もいる。我々はそのような若い選手を探している。重要な試合を戦ってきたような選手をね」と語った。

「私はファッソーネ(CEO)やミラベリ(SD)と何が必要か整理している。私の息子でさえ、我々が何をする必要があるか知っている。重要な選手を何名か獲得したいと思っている。試合を見るために何日かロシアに滞在するだろう。試合以上に我々は選手を見ているだろうけどね」と、ロシアW杯で現地視察すると明かした。

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