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やっと勝った…王者ドイツ、サウジに失点許すも243日ぶり白星で本大会へ

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先制点を決めたFWティモ・ベルナー

 ドイツ代表は8日、国際親善試合でサウジアラビア代表と対戦し、2-1で勝利。ロシアW杯前最後のテストマッチを白星で飾り、17日に本大会初戦メキシコ戦を迎える。

 昨年11月10日の国際親善試合イングランド戦から5試合白星なし(3分2敗)のドイツ。MFメスト・エジルの負傷の可能性が浮上する中、MFマルコ・ロイスやFWティモ・ベルナー、2日のオーストリア戦で実戦復帰を果たしたGKマヌエル・ノイアーらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 W杯出場国同士の一戦は開始早々に動いた。ドイツは前半8分、PA左へ送れたロングパスをロイスが中央へ折り返し、ベルナーが左足ダイレクトシュート。クロスバーの内側を叩いてゴールネットを揺らした。11分には、ロイスのシュートが左ポストを直撃するなど、何度もサウジアラビアゴールに迫った。

 前半40分ごろには立て続けにサウジアラビアに攻め込まれたが、43分に追加点が生まれる。PA左へのスルーパスに反応したベルナーがダイレクトで中央へ折り返すと、ゴール前に飛び込んだFWトーマス・ミュラーは合わせることができなかったが、DFオマル・ハウサウィのオウンゴールを誘い、2-0で前半を終えた。

 後半開始早々にノイアーとDFジェローム・ボアテングに代え、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとDFニクラス・ズーレを投入。その後もMFイルカイ・ギュンドアンを入れるなど、選手を入れ替えながらゴールを目指したが、得点は生まれず。

 逆にサウジアラビアは後半38分、MFタイシル・アル・ジャシムがPA内でMFサミ・ケディラに倒され、PKを獲得。キッカーのFWモハマド・アル・サハラウィがゴール左下に蹴り込むがコースが甘く、テア・シュテーゲンに止められてしまう。それでも、セカンドボールに反応したアル・ジャシムが押し込み、一矢報いた。

 試合は2-1でタイムアップ。ドイツが昨年10月8日アゼルバイジャン戦以来、6試合ぶりの勝利で本大会に弾みをつけた。ドイツ『ビルト』によると、ヨアヒム・レーブ監督は、「私は心配していない。トーナメントが始まると、我々はそこにいるだろう」と、自信をみせている。

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