サッカー王国の10番を背負う者の宿命か。ブラジル代表のFWネイマールは17日に行われたロシアW杯グループE第1節のスイス代表戦(1-1)で大会歴代2番目となる10回のファウルを受けたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

　ネイマールは1-1の引き分けに終わった一戦で10回の被ファウル数を記録。同紙によると、1998年フランスW杯で元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏がチュニジア戦で受けた11回に次ぐ数字だという。スイスの全体のファウル数は19回で、半数以上がネイマールに集中していたことになる。

　ブラジルのエースはドリブル成功数こそ両チームを通じて断トツ1位の8回を記録したが、肝心の得点はゼロ。同紙はスイスのブラディミル・ペトコビッチ監督とDFステファン・リヒトシュタイナーが前日会見でネイマールを止める手段はないと話していたことを伝え、「彼らは(ネイマールを)封じる有効的な方法を見つけた」とレポートしている。

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