[6.23 ロシアW杯G組 ベルギー(日本時間23日21:00)チュニジア モスクワ/スパルタク]

　ロシアW杯グループリーグ第2節5日目が23日に行われ、G組ではベルギー代表とチュニジア代表が対戦する。両国は2002年日韓W杯で日本も同居したグループで顔を合わせ、1-1のドロー。それ以来の対決となる。

　ベルギーは18日に行われたグループリーグ第1節でパナマを相手に3-0の快勝。FIFAランキング上位5か国のうちで唯一の初戦白星となり、首位スタートを飾った。28日の最終節で2位イングランドとの直接対決を控えているため、2連勝を収めて首位通過へ優位な状況でこの一戦を迎えたい。

　パナマ戦ではFWロメル・ルカク、FWエデン・アザール、FWドリース・メルテンス、MFケビン・デ・ブライネといったワールドクラスの攻撃陣が躍動した。一方、親善試合でのぞかせていた守備の不安は、W杯初出場の相手に対して露見することはなかったが、高い水準の組織力を誇るチュニジアは抜け目なく隙を突いてくるはずだ。

　ベルギーを率いるロベルト・マルティネス監督も国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトを通じて「チュニジアは進化しており、多くのチームが驚いている。高い質があり、ダイナミックなチームだ」と警戒を強める。

　タレント軍団が順当に相手を押し切るのか、アップセットを狙う北アフリカの雄が金星をつかむのか。“16年ぶりの再戦”の行方はいかに――。

■FIFAランキング
ベルギー 3位
チュニジア 21位

■対戦成績
ベルギー 1勝1分1敗

■テレビ中継
フジテレビ系

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