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今大会初の無得点試合も…フランスが首位通過、デンマークも決勝Tへ

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デンマーク対フランスは今大会初のスコアレスドローに

[6.21 ロシアW杯グループリーグC組 デンマーク0-0フランス モスクワ・ルジニキ]

 ロシアW杯は26日、グループリーグ第3節を各地で行い、モスクワのルジニキ・スタジアムではデンマーク代表フランスが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半も得点が生まれずに0-0のドローに終わった。前日までの全36試合で得点が生まれていた今大会。初の無得点試合となったものの、フランスが首位、デンマークが2位でグループリーグ突破を決めた。

 1勝1分で勝ち点4のデンマークは引き分け以上でグループリーグを突破し、勝利すれば首位通過が決まる状況。2連勝で勝ち点6のフランスはすでに決勝トーナメント進出を決めており、引き分け以上で首位通過が決まる状況でこの一戦を迎えた。互いに相手守備を崩し切れずにフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く中、前半15分にDFルーカス・エルナンデスのパスを受けたFWオリビエ・ジルーが左足で狙うも、GKカスパー・シュマイケルに弾き出されてしまった。

 前半33分には右サイドでボールを受けたFWウスマン・デンベレが、PA外から右足シュートを放つがボールはゴール左に外れた。その後も互いにミスが目出ち、効果的な攻撃を繰り出せず、スコアが動かないまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 0-0のまま後半を迎えると、同5分にフランスベンチが動き、DFルーカス・エルナンデスに代えてDFバンジャマン・メンディをピッチへと送り込む。同9分にはMFクリスティアン・エリクセンが直接FKで狙うも、シュートはGKスティーブ・マンダンダの守備範囲に飛んでしまう。さらに同14分にはDFイェンス・ストリガー・ラーセンのラストパスからエリクセンがPA外から右足シュートを放つが、枠を捉え切れなかった。

 スコアが動かないまま試合が進み、前半から変わらずミスが目立つ試合に、集まった観客からは時おりブーイングが飛ぶ。フランスは後半23分にFWアントワーヌ・グリーズマンに代えてFWナビル・フェキル、同33分にデンベレに代えてFWキリアン・ムバッペを投入。後半38分にはムバッペのパスを受けたフェキルが左足シュートを放つが、横っ飛びしたシュマイケルに阻まれる。最後まで得点は生まれずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)

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