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ナイジェリア紙、スーパーイーグルスを力不足と語ったカーン氏に皮肉

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オリバー・カーン

 ナイジェリアのスポーツ新聞『コンプリートスポーツ』紙は、「ドイツ代表が韓国代表に敗れる前、オリバー・カーン氏はナイジェリア代表を冷笑していた」と皮肉めいた記事を掲載した。

 ドイツのレジェンドであるカーン氏は、2002年日韓W杯で代表チームの守護神として出場。チームを準優勝へ導いた。2006年のドイツ大会では控えGKとなるも、チームを鼓舞。3位決定戦では先発出場し、チームの勝利に貢献した。

 同紙によると、今大会でドイツのテレビ局『ZDF』のゲストアナリストを務めているカーン氏は、ナイジェリア代表がアルゼンチン代表に敗れて決勝トーナメント進出を逃した際に、以下のような言葉でスーパーイーグルス(ナイジェリア代表の愛称)を否定した。

「ナイジェリア人は感情に満ちており、自分自身を過大評価する傾向がある。彼らはこのレベル(W杯)で競争するための十分な力を持っていない」

 だが、明日は我が身と言うべきか。その翌日、前回王者であるドイツ代表は韓国代表に0-2で敗戦。グループステージで姿を消すこととなった。

 これまでW杯で輝かしい成績を残しているドイツだが、80年前のトーナメント形式で優勝を争った1938年のフランス大会では1回戦で敗れている(当時は西ドイツ)。そのことを念頭に、同紙は「カーン氏は80年ぶりとなる、ドイツの最悪な成績を説明する義務を残した」と痛烈な言葉を投げかけた。

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