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「嫌気が差す」「フランス人かサッカーを知らない人間の考え」W杯決勝のPK判定に元選手らが苦言

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ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって、フランスにPKが与えられた

 元マンチェスター・ユナイテッドのロイ・キーン氏ら元フットボーラーたちは、ロシアW杯決勝におけるPKの判定へ不満を語った。

 15日にW杯決勝戦・フランス代表クロアチア代表の一戦が行われた。4-2でフランス代表が勝利し、20年ぶり2度目の優勝を成し遂げたこの試合、1-1の場面でFWイバン・ペリシッチの手にボールが当たったプレーを巡って大きな議論を呼んでいる。

 この場面で今大会から導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がコールされると主審のネストル・ピタナ氏は、スクリーンの前で数分間にわたり入念にチェック。そして、ペリシッチのハンドを取り、フランス代表にPKを与える判定を下した。獲得したPKをFWアントワーヌ・グリーズマンが落ち着いて沈め、フランスがリードをして前半を終えた。

『ITV』にこの試合の解説陣として出演したキーン氏は、ピタナ主審のVARを用いた判定について「あのペナルティの判定には嫌気が差す。クロアチアの選手たちはもっとマシな結末を迎えるべきだったから、私は憤慨している。まったくもって敬意を欠いた判定だ」と糾弾した。

 また、フリートウッド・タウンで監督を務めるジョーイ・バートン氏もツイッターでこの判定に苦言。「あれをペナルティと思うのは、フランスの人間かフットボールを知らない人間だ。素晴らしい試合が壊されてしまった。ペリシッチがあの場面を逃れられる術がほかにあったか?」

 さらに、元リバプールのジェイミー・キャラガー氏も「これはレフェリーのミスで、VARのミスではない。VARはただあの場面をリプレーしたにすぎない」とレフェリーに問題があったと指摘。同じく元リバプールのロビー・ファウラー氏も「むちゃくちゃな判定だ」と不満を言わざるを得なかったようだ。

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