beacon

無観客のW杯再戦はクロアチア、イングランド共に決め手を欠いてスコアレスドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

クロアチアvsイングランドはスコアレスドロー

[10.12 UNL クロアチア0-0イングランド]

 UEFAネーションズリーグが12日に行われ、リーグAのグループ4ではクロアチア代表イングランド代表が対戦し、スコアレスドローに終わった。

 初戦となったスペイン戦でまさかの0-6と大敗を喫したクロアチア。MFルカ・モドリッチとMFイバン・ラキティッチ、FWイバン・ペリシッチといったワールドカップ準優勝メンバーが先発し、初勝利を目指した。対するイングランドもスペインとの初戦を1-2で落とし、勝利が欲しい一戦。先発にFWハリー・ケインとFWマーカス・ラッシュフォード、MFラヒーム・スターリングらが起用された。

 ロシア・ワールドカップの準決勝以来の顔合わせとなったこの試合は、3年前のクロアチアサポーターの不祥事によるペナルティーとして無観客で行われた。クロアチアは前半36分、左サイドからDFヨシプ・ピバリッチがグラウンダーのクロスを入れると、ニアのFWアンテ・レビッチがスルー。フリーとなったFWアンドレイ・クラマリッチが右足でシュートを放つがGKジョーダン・ピックフォードの正面に飛んでしまう。

 イングランドは前半43分、右CKからMFジョーダン・ヘンダーソンが右足でゴール前に蹴り込み、ニアに飛び込んだMFエリック・ダイアーが頭で合わせたが、惜しくも左ポストを直撃。互いにチャンスを生かすことができず、前半をスコアレスで終えた。

 後半4分、クロアチアはクラマリッチの横パスをPA左で受けたペリシッチが左足を一閃。地を這うような強烈なシュートが枠を捉えたが、ピックフォードに阻まれた。直後の6分にはイングランドにチャンスが訪れたが、FKからケインが放ったヘディングシュートはクロスバーを叩き、スコアを動かすことができなかった。
 
 イングランドは後半12分、スターリングのスルーパスでラッシュフォードが抜け出し、GKと1対1の状況を作ったが、右足シュートはGKドミニク・リバコビッチがファインセーブ。33分には、スターリングに代え、18歳のFWジェイドン・サンチョを代表デビューさせたが、終盤にチャンスを作り出せず、0-0のままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

 なお、クロアチアは15日にヨルダンと国際親善試合を行い、イングランドは15日にUNLでスペインと戦う。

●UEFAネーションズリーグ18-19特集

TOP