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ベンチの乾に出番来ず…ベティスがミランを2発撃破!グループ首位に浮上

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2発勝利のベティスがグループ首位に浮上

[10.25 ELグループリーグ第3節 ミラン1-2ベティス]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は25日、グループリーグ第3節を行い、MF乾貴士所属のベティス(スペイン)は敵地でミラン(イタリア)と対戦。ベティスが2-1で勝利し、グループFで首位に浮上した。乾はベンチのまま出番は来なかった。

 2連勝のミランと1勝1分のベティスによる暫定上位対決だが、ともに主力を欠く中で行われた。序盤はミランがペースを握るが、先制したのはベティス。前半30分、MFセルヒオ・カナレスのサイドチェンジからDFジュニオール・フィルポが左サイドを突破する。PA左のハーフスペースに入り込んだMFジョバニ・ロ・チェルソがパスを受け、中央に折り返したところを、MFアントニオ・サナブリアが押し込んだ。

 先制してからはベティスが勢いを掴み、チャンスを連発。ロ・チェルソが要所で顔を出し、サナブリアのフィニッシュを演出していく。防戦一方のミランはかろうじて失点を免れ、前半は0-1で折り返した。

 ミランは後半開始から2枚替え。MFティエムエ・バカヨコに代えてFWパトリック・クトローネ、MFファビオ・ボリーニに代えてスソを投入し、4-3-3から3-4-3に布陣を変えた。

 しかしベティスの勢いは衰えない。後半9分、パスを回してじわじわと相手陣内に迫ると、中盤のこぼれ球をロ・チェルソが拾い、左足を一閃。緩やかな弧を描いた弾道は、左ポストを直撃しながらゴールネットを揺らした。

 0-2とリードを許したミランだが後半38分に一矢報いる。敵陣でパスを回し、PA右のMFサムエル・カスティジェホが折り返したところをクトローネが押し込んだ。20歳のイタリア代表FWが前節に続く得点で気を吐いたものの、終了間際にはカスティジェホが悪質なタックルで一発レッドを受けて試合終了。ベティスが2-1で勝利し、勝ち点の合計を「7」にしてグループ首位に浮上した。

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