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W杯準優勝クロアチアが意地!スペインに劇的勝利で最終戦に望みつなぐ

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クロアチアが勝利

[11.15 UNL クロアチア3-2スペイン]

 ロシア・ワールドカップ(W杯)準優勝のクロアチア代表が意地をみせた。15日、UEFAネーションズリーグが行われ、クロアチアがスペイン代表を3-2で下した。

 2試合を終えて1分1敗と苦戦を強いられているクロアチアは、MFルカ・モドリッチやMFイバン・ラキティッチ、FWイバン・ペリシッチらが先発。対する2勝1敗のスペインは、GKダビド・デ・ヘアやDFセルヒオ・ラモス、MFイスコらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合はスコアレスで迎えた後半に目紛るしく動いた。まずは後半9分、DFセルジ・ロベルトのパスをペリシッチが頭でカットすると、PA左へこぼれたボールをFWアンドレイ・クラマリッチが右足で流し込み、クロアチアが先制。しかし、スペインは11分、イスコがPA左から折り返したボールをMFダニ・セバジョスが左足で合わせ、すぐさま試合を振り出しに戻した。

 追いつかれたクロアチアは後半24分、左ショートコーナーからモドリッチが上げたクロスをDFティン・イェドバイがヘディングシュートを叩き込み、2-1。リードを奪うが、33分にDFシメ・ブルサリコのハンドによりPKを献上。これをS・ラモスに決められ、2-2と再び同点となった。

 それでも後半アディショナルタイム3分にW杯準優勝国が意地をみせた。MFヨシプ・ブレカロがPA左から放ったシュートはGKデ・ヘアに止められたが、こぼれ球に反応したイェドバイが右足で押し込み、3-2。クロアチアが今大会初勝利を飾り、最終戦に望みをつないだ。

 なお、リーグAのグループ4は、首位スペインが勝ち点6、2位イングランドと3位クロアチアが勝ち点4で並んでいる。最終戦は18日にクロアチアとイングランドが直接対決。勝てば準決勝進出だが、負ければリーグBに降格が決まる。

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