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3月に急逝の元伊代表アストーリ、地元検察が過失致死の疑いで医師2人を捜査

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今年3月に亡くなったフィオレンティーナDFダビド・アストーリ

 3月に急逝した元イタリア代表DFのダビデ・アストーリの死に関して、フィレンツェの検察当局が2人の医師の捜査を開始した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディアが10日、伝えている。

 フィオレンティーナの主将を務めていたアストーリは3月4日、遠征先のウディネのホテルで就寝中、心肺停止状態に陥り、31歳の若さで帰らぬ人となった。アストーリは当時、義務付けられている定期的なメディカルチェックを受けており、心臓機能のトラブルを抱えたこともなかったため、突然の死は波紋を呼んだ。

 しかしフィレンツェの検察当局はフィオレンティーナの元主将の死に関して、過失致死の疑いで医師2人の捜査を開始した。捜査の対象となっているのは、それぞれフィレンツェおよびカリアリの公的施設に所属する医師で、アストーリのスポーツ活動への適正を証明する文書に署名していた。

 なお地元紙『ナツィオーネ』は、2016年7月および2017年7月に行われた検査結果を明らかにしており、不整脈の一種とされる心室期外収縮が見られたと報じている。フィレンツェの検察当局はこの検査結果について、専門医であるパドバ大学ドメニコ・コッラード教授に調査を依頼しており、今回の捜査開始につながった。

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