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大迫がコパ・アメリカ欠場か…クラブが異例の声明「燃え尽きてはいけない」

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FW大迫勇也がコパ・アメリカを欠場か

 ブレーメン日本代表FW大迫勇也について、6月に開幕するコパ・アメリカへの招集に応じない意向を示した。

 準優勝となったアジアカップで7試合中4試合に出場し、4ゴールを記録した大迫は1週間前にチームへ帰還。しかし、背中の腱が炎症を起こしていたことが原因で、5日のDFBポカール3回戦ドルトムント戦(3-3、PK4-2)、10日のブンデスリーガ第21節アウクスブルク戦(4-0)を欠場した。

 ブレーメンは12日、クラブ公式サイトで大迫の負傷に関する声明を発表し、スポーツディレクター(SD)を務めるフランク・バウマン氏のコメントを紹介している。

 クラブOBで元ドイツ代表MFの同氏は「ユウヤがアジアカップの準決勝や決勝に出場できたにもかかわらず、ブレーメンに戻って以来プレーできていないことに対し、非常に戸惑いを覚えている」と話し、「もちろん、私たちは現在の状況に満足していない」と納得がいかない様子だ。

「ユウヤは昨夏のワールドカップと先月のアジアカップで国を代表して戦った結果、準備と回復のための2度の重要な期間を逃した」

 バウマン氏は大迫を長期的にブレーメンへとフィットさせ、可能な限り最高のレベルでプレーさせることが最も重要なことだと考えているようだ。それが日本サッカー協会(JFA)やブレーメンのためになるとも主張している。

 そしてクラブは大迫の現在の状況や負傷に関係なく、今夏のコパ・アメリカに参加させないことを発表。バウマン氏は「我々はすでに日本サッカー協会にこの決定を伝えた。もちろんユウヤは代表チームに行きたいと思っている。しかし協会とブレーメンは、日本の最も重要な選手の1人が燃え尽きることを望んではいない」と説明している。

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