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「前節は不甲斐なかったが…」福岡の青森山田出身ルーキー・DF三國ケネディエブスは無失点に手応え

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[3.2 J2第2節 福岡0-0長崎 博多陸]

 アビスパ福岡は2日、ホームでJ2第2節のV・ファーレン長崎戦に臨み、0-0で引き分けた。青森山田高から今季加入したDF三國ケネディエブスは2試合連続で先発フル出場し、無失点に貢献。試合後のインタビューでホーム開幕戦を振り返っている。

 試合は福岡が攻勢をかける展開となったが、前半35分に左CKから三國が放った高打点のヘディングが相手に阻まれるなど、最後までゴールを割れなかった。その一方で、守備面では長崎の鋭いカウンターにチームとして的確に対応。前節の琉球戦(1-3)と同じ轍は踏まず、完封を達成した。

「自分としてもチームとしても改善点が多く見られて、それが今日の試合で出たので、ゼロで行けたというのは次の試合にもつながると思うので良かったです」

 開幕戦はルーキーの三國にとってホロ苦いプロデビュー戦だった。前半に琉球FW鈴木孝司とPA内で1対1を迎えると、寄せ切れずにシュートを許し、先制点を献上。チームは一度同点に追いついたものの、合計3失点で敗れる厳しい船出となった。

 三國は前節の教訓を無駄にすることなく、今節に生かすことができたようだ。「前回の試合で不甲斐ないプレーをしたので、今日は落ち着いて前回のミスを取り戻そうと必死にやって、その結果がゼロにつながったと思います」と安堵の表情を見せた。

 開幕戦の完敗から守備を立て直した福岡は、今季初の勝ち点を獲得。次節のホーム京都戦で狙うのはもちろん今季初白星となる。三國は「後ろがゼロで行けば前線は点を取れる選手がたくさんいるので、前を信じて後ろはゼロで守るだけなのでチーム一丸となって戦いたいと思います」と誓った。

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