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三浦弦太AT弾でG大阪が王者撃破!川崎Fは開幕3試合連続ドローから初黒星

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DF三浦弦太が劇的な決勝ゴール

[3.17 J1第4節 川崎F0-1G大阪 等々力]

 J1リーグは17日、第4節を行い、川崎フロンターレガンバ大阪に0-1で敗れた。開幕3試合連続ドローから今季リーグ戦初黒星。初勝利は持ち越しとなった。

 川崎Fは約1か月ぶりの勝利を飾った13日のACLシドニーFC戦(1-0)から先発4人を変更。4-2-3-1を採用し、移籍後初スタメンのMF山村和也はMF田中碧とボランチのコンビを組んだ。DF鈴木雄斗が右サイドバックで今季初先発。ACLで奮闘したMF長谷川竜也は今季リーグ戦初先発となった。

 G大阪はルヴァン杯松本戦(2-1)と同じ11人が先発した。宮本恒靖監督はそのルヴァン杯に続いて4-2-3-1のフォーメーションを採用。センターバックが本職のDF三浦弦太が右サイドバック、MF遠藤保仁がトップ下、MF倉田秋がボランチ、FWアデミウソンが左サイドハーフに配置された。DF菅沼駿哉はリーグ戦初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 川崎Fが攻め込み、前半16分には長谷川が左サイドを突破した流れから鈴木がシュート。前半19分にはDF車屋紳太郎も強烈なシュートでゴールを脅かすが、GK東口順昭が好セーブを連発する。G大阪はプレスをかけて高い位置でミスを突きつつ、守備に重心を置く。前半29分にはDF谷口彰悟のロングフィードで知念が抜け出し、スルーパスを供給。MF家長昭博が至近距離で狙ったが、これも東口が阻んだ。

 スコアレスで折り返した後半11分、鬼木達監督は最初の交代カードを切り、山村に代えてMF齋藤学を投入した。齋藤は右サイドハーフに入り、家長がトップ下に下がった。後半23分には長谷川に代えてFWレアンドロ・ダミアンを投入し、4-4-2に変更。ダミアン&知念が2トップを組み、左に齋藤、右に家長が入った。

 後半34分にはG大阪が決定機を迎える。アデミウソンが相手を引きつけてキープし、エリア内でラストパス。DF藤春廣輝が左足ダイレクトでシュートを放ったが、これはGKチョン・ソンリョンがファインセーブ。後半37分、川崎Fは中村を下げてMF下田北斗を投入し、交代枠を使い切った。後半43分にはダミアンが決定的なシュートを放ったが、わずかにゴール左へ。このまま試合終了かと思われたが、最後に劇的展開が待っていた。

 後半アディショナルタイム1分、アデミウソンがドリブルで運び倉田にパスを出し、それをオーバーラップした藤春がPA内左のゴールライン際からグラウンダーのクロス。これがファーサイドに通り、フリーの三浦が右足で難なく押し込んだ。宮本監督の采配が的中し、G大阪が1-0で勝利した。


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