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東京V、連勝ストップも7戦無敗…船山弾で先制の千葉は逃げ切れず

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[5.25 J2第15節 東京V 1-1 千葉 味スタ]

 J2は25日に第15節を開催し、味の素スタジアムでは10位の東京ヴェルディ(5勝5分4敗)と15位のジェフユナイテッド千葉(4勝5分5敗)が対戦。前半11分にFW船山貴之の得点で千葉が先制するも、後半17分にMF河野広貴のゴールで東京Vが追い付き、1-1の引き分けに終わった。

 ここ6戦無敗(3勝3分)で3連勝中の東京Vは19日の第14節山口戦(○3-2)から先発の入れ替えはなく、同じ11人を先発起用。一方の千葉も第14節岐阜戦(○5-1)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半11分に試合を動かしたのはアウェーの千葉だった。左サイドを突破したMF為田大貴のクロスに飛び込んだFWクレーベのヘディングシュートはポストを叩いたものの、こぼれ球にいち早く反応した船山が押し込んでスコアを1-0とした。さらに同14分には再び左サイドから為田が送ったパスから好機を迎えるが、ファーサイドまで抜けたボールを受けたMF茶島雄介のシュートはGK上福元直人に阻まれてしまった。

 その後も追加点を狙う千葉が攻勢を掛け、前半42分には茶島のパスを受けたMF堀米勇輝がPA外から鋭いシュートを枠内に飛ばす。しかし、横っ飛びした上福元に弾き出され、同44分には右サイドのMF矢田旭が送ったグラウンダーのクロスから放ったクレーベのシュートが枠を外れるなど、1-0のまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 1点のビハインドを背負う東京Vは後半11分、FWネマニャ・コイッチに代えてFWレアンドロを投入して状況を打開しようと試みる。すると同17分、DF新井一耀のパスミスを高い位置で奪ったDF奈良輪雄太のクロスをPA内のレアンドロが落とし、反応したMF河野広貴が左足で突き刺して東京Vが試合を振り出しに戻した。

 同点に追い付かれた千葉は後半22分、船山とのワンツーで左サイドを駆け上がった為田の折り返しから矢田が左足ダイレクトで合わせたシュートがゴールを襲うが、ボールは右ポストを叩いて勝ち越しゴールとはならず。同37分には東京Vが好機を創出するも、MF佐藤優平のFKに飛び込んだDF平智広のダイビングヘッドは枠を外れてしまった。

 その後も両チームに勝ち越しゴールは生まれずに1-1のドロー。連勝が3でストップした東京Vだが無敗は7試合に伸びた。

(取材・文 折戸岳彦)
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