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A代表デビュー戦でスアレス&カバーニと対峙…DF岩田智輝「体を当てる時間さえないくらい速かった」

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A代表デビューを飾ったDF岩田智輝(大分)

[6.20 コパ・アメリカGL第2節 日本2-2ウルグアイ ポルトアレグレ]

 A代表デビュー戦が南米の強国ウルグアイ。そして、舞台はコパ・アメリカ。しかし、日本代表DF岩田智輝(大分)はピッチを後にする後半42分まで攻守に奮闘して、チームの勝ち点1獲得に貢献した。

 4-2-3-1の右SBの位置に入ると、「初めてのA代表だったので、ちょっと緊張した部分もあった」ようだが、すんなり試合に入ると、「相手のSBが高い位置を取ってくるので、(味方の)サイドハーフとの関係や背後のセカンドボールのことを言われていた」と森保一監督からの指示を遂行しようとする。

 ウルグアイの最前線にはFWルイス・スアレス、FWエディンソン・カバーニが構えており、「2トップが強烈だったので、すぐにカバーできるポジションを意識した」と中央に絞って相手キーマンをケアするだけでなく、「高い位置をとってドンドン自分の良さを出していければ」と右サイドを果敢に駆け上がって攻撃に厚みも加える。

 スアレス、カバーニという世界的なストライカーを肌で感じ、「強いし速かった。体をぶつけられたらどうにかなると思ったけど、体を当てる時間さえないくらい速いので、そこは予測の部分で上回っていかないといけないと思うし、間合いの作り方はもう少し勉強しないといけません」と新たな刺激を受けた22歳の若武者は、A代表デビュー戦を「悪くなかったかなと思います」と充実した表情で振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)
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