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[MOM2928]丸岡GK倉持一輝(3年)_磨き上げたシュートストップでチームを救う

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丸岡高GK倉持一輝はビッグセーブを連発して勝利に貢献。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.26 総体1回戦 丸岡高 1-0 聖和学園高 金武町陸]

「至近距離のシュートには強いのでやってくれるかなと思っていました」と小阪康弘監督も信頼を寄せる、丸岡高GK倉持一輝(3年)。前半2回、後半1回、相手の決定的なシュートを、抜群のシュートストップで弾き返し、初戦突破に大きく貢献した。

「自分のシュートストップで、無失点で全国大会一つ勝てたのは大きいことなので、素直に嬉しいです」と喜びを語る倉持。身長は182cmと大型化の進むGKの中では標準クラス。「全国的に見ても自分は身長が低いのですが、シュートストップは自分の得意分野ですから、そこは誰にも負けられません。普段から練習しています」と体格のハンデをカバーすべく、磨きをかけたシュートストップを大舞台で発揮することができた。

 ビッグセーブを3発披露し、クリーンシートで終えた試合ではあったが、「チームの守り方として中を閉めて外へ逃がすという形だったのですが、特に前半、中を崩されてしまいました。もう少し自分のコーチングが多ければ、もっと楽に守れたと思います」と反省も忘れていない。

「僕が1年の時も1つ勝った後、次に負けてしまい、昨年の選手権もベスト16で終わりました。もう一つ上に行けるようにチーム全体でやっていきたい」と意気込む倉持。2回戦以降も自慢のシュートストップを武器にチームに貢献していきたい。
 
(取材・文 小林健志)
●【特設】高校総体2019

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