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メルカリが鹿島の株式61.6%を取得…「伝統を守りつつ、新たな時代を切り拓く」

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鹿島アントラーズのホームスタジアムである県立カシマサッカースタジアム

 株式会社メルカリと日本製鉄株式会社は、日本製鉄およびその子会社が保有する鹿島アントラーズの発行済株式72.5%のうち61.6%を、メルカリに譲渡する株式譲渡契約を締結し、Jリーグの理事会において承認されたことを発表した。今後の持ち株比率はメルカリが61.6%、日本製鉄が11.0%、地方自治体が10.8%、その他企業が16.6%になる。

 鹿島の庄野洋代表取締役社長はクラブを通じて、「鹿島アントラーズは、住友金属工業時代から長きにわたりクラブを支えてきた日本製鉄に加えて、今般新たにメルカリを迎え入れ、草創期の伝統を守りつつ、新たな時代を切り拓いてまいります。クラブの持続的な成長と発展に向けて、メルカリが有するさまざまな資産を活用し、ホームタウンやステークホルダーの皆さまと、アントラーズの永遠のテーマである『Football Dream』を追求してまいります」とコメントしている。

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