beacon

久保建英の気になる今後…ジダン監督が新たなプラン明かす

このエントリーをはてなブックマークに追加

久保建英の気になる今後について

 レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、日本代表MF久保建英の今後について口を開いた。クラブ公式サイトが伝えている。

 7月31日、レアルはアウディカップ3位決定戦でフェネルバフチェ(トルコ)と対戦。先制点を許しながらも、FWカリム・ベンゼマがハットトリックを達成するなどゴールラッシュで5-3の打ち合いを制した。これでレアルは今夏のプレシーズンマッチ5戦目にして、ようやく初勝利を掴んだ。

 ベンチスタートとなった久保は、後半28分から途中出場。「実質的にトップ下が自由な4-4-1-1」のトップ下に入り、正確なパスで攻撃のリズムを作った。後半43分には敵陣中央でパスを受けると、そのままドリブルで突破を図って右足で鋭いシュート。これは相手GKに止められたが、この日も短い時間で印象的なプレーをみせた。

 これまでジダン監督は久保の能力を評価しながらも、今後については特に明言はしてこなかった。この日も「カンテラから我々と一緒に来ている選手がたくさんいるし、久保はチームと契約したばかりだ。将来、このチームにとって重要な存在になるだろうが、戻った時に彼と話すつもりだよ」と言及。その上で、今回は新たなプランも明かした。

「彼をカスティージャでプレーさせて、そして我々と一緒にトレーニングすることはいいものになるだろう。我々はどう当てはめるかを様子見るつもりだ。彼はロドリゴやビニシウス・ジュニオールのようにとても若いし、ゆっくりと進む必要がある」

 ジダン監督としては慎重な姿勢は崩していないが、久保は新シーズン、カスティージャでプレーをしながら、トップチームのトレーニングにも参加することになる模様。現在レアルは怪我人を多く抱えており、トップチームでチャンスを得る可能性もあるのかもしれない。

 なお、レアルは8月7日にザルツブルク、11日にローマとテストマッチを行い、18日にセルタとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦を迎える。

●海外組ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集

TOP