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「まさに我々が望んでいた選手」クロップ、先発デビューの南野拓実を高く評価

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新天地デビューを果たした南野拓実

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、新天地デビューを果たした日本代表FW南野拓実について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

 今季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)での直接対決で一気に評価を高め、移籍金725万ポンド(約10億2350万円)でリバプール入りを果たした南野。2日に行われたプレミアリーグ第21節のシェフィールド・ユナイテッド戦はリーグ規定により、スタンド観戦となったが、5日のFAカップ(国内杯)3回戦エバートン戦でさっそく先発デビュー。後半25分までプレーした。

 南野は3トップの中央に入り、序盤は味方との連携が合わず、裏への動き出しを試みてもパスが出てこないシーンもあったが、中盤に下がってパスを受けるなど積極的にボールに絡むと、相手2人を引き連れながらのドリブルも披露。前半34分には、左サイドからFWディボック・オリギが上げたクロスに頭で合わせようとしたが、うまくミートせず、チャンスを逃した。

 その後も前線からのプレスなど献身的なプレーをみせたが、若手主体のメンバー構成ということもあり、なかなか決定的なシーンを作り出すことができず、後半25分に交代。チームは直後の26分に18歳MFカーティス・ジョーンズが鮮やかなシュートをゴール右上隅に突き刺し、マージーサイド・ダービーを1-0で制した。

 試合後、クロップ監督は先発デビューの南野について言及。「スーパーだ。傑出していた。まさに我々が望んでいた選手だ」と絶賛した。「知らないチームでの最初のゲーム、すでに出来上がったチームでやることは難しい。この試合への理解度やサッカースキルは並外れており、態度も良かった。様々な状況で頻繁に激しくプッシュしてくれた。私はとても気に入った」と評価した。

 後半25分に交代させた場面については「彼は疲れていないように見えたが、彼のことを十分に理解していないので、無理をさせたくないと思ったから彼を下げた」と説明した。

 主力温存に成功したリバプールは、11日にプレミアリーグ第22節でトッテナムとアウェーで対戦する。

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