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序盤好調も…インテルはユーベに今季2敗、コンテ監督「差があることがわかった」

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インテルはユベントスとの“イタリアダービー”で完敗

[3.8 セリエA第26節 ユベントス2-0インテル]

 インテルは8日にセリエA第26節を行い、ユベントスに0-2で敗戦。クラブ公式サイトでは、アントニオ・コンテ監督が試合を振り返っている。

 シーズン序盤は優勝争いの一角として君臨していたインテルだが、2月16日の第24節でラツィオとの上位対決に挑むも1-2で敗戦。暫定ながら首位ラツィオと勝ち点8差となっていた。そして今節では2位ユベントスとのイタリアダービー。インテルは前半を0-0で折り返したものの、後半2失点で黒星となり、上位対決で連敗を喫してしまった。勝利したユベントスはインテルと勝ち点9差となり、首位に浮上している。

 コンテ監督は「先制ゴールまでは互角の戦いだった。我々は試合をコントロールし、後半冒頭は優勢だった」と試合を振り返る。しかし後半10分に失点。ユベントスに一瞬の隙を突かれ、MFアーロン・ラムジーにゴールネットを揺らされた。指揮官も先制点がターニングポイントだと挙げており、「ラムジーのゴールが試合に対する気持ちを完全に変えてしまった。我々が気を取り直して上手く反撃することができなかった一方で、ユベントスはリードを奪ったことで自信をつけた」と悔しさを滲ませた。

 インテルは今季リーグ戦で第7節(●1-2)、第26節とユベントスに2連敗。「我々はこれまでよくやって来たが、差があることがわかった」とコンテ監督はインテルの現在地について言及する。その上で「我々には大きな余白がある」とさらなる伸びしろがあることも示唆した。

「敗北を通じて経験、クオリティ、キャラクターに関して成長することができる。だからポジティブでい続けなければならない。このような結果が我々を諦めるさせることはない。対戦相手のレベルに到達するために何が必要か理解する手助けになる」

「旅は始まったばかりだから、長年にわたって培われてきた構造と我々を比べることはできない。厳しい努力を続け、毎年成長し続けるには忍耐が必要だ」

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