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「麻薬はなかったけど…」スナイデルがレアルでの日々を暴露

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レアル時代のヴェスレイ・スナイデル

 元オランダ代表MFのヴェスレイ・スナイデル氏がレアル・マドリー時代に、プロ意識が欠如した生活を送っていたことを告白した。スペイン『アス』が伝えている。

 スナイデル氏は2007年夏にアヤックスから移籍金2500万ユーロ(約30億円)でレアルに加入。初年度はデイビッド・ベッカム氏が着けた23番を背負い、リーグ戦30試合で9ゴールを挙げた。

 だが、10番を与えられた2008-09シーズンは負傷に加え、リハビリ中に不倫を重ねていたことが発覚して離婚に至るなど、ピッチ外の問題も影響して活躍できず。リーグ戦22試合2ゴールにとどまり、2009年夏にインテルへ移籍した。

 スナイデル氏はオランダで26日に出版される自伝の中で、レアルでの日々を振り返っている。

「僕は若かったし、成功して注目の的になるのが好きだった。しかし、そこには問題があった。麻薬はなかったけど、アルコールとロックンロールはあったんだ。スターのような生活に慣れてしまっていた」

「(離婚もあって)1人でいることしかできなかった。自由な時間を過ごすのに十分な友達がいる友人がいるのに、なぜ1人でいるのだろうか? ウォッカのボトルが僕の親友になったんだ」

 不摂生な生活はサッカーのパフォーマンスに影響を与えていく。

「物理的には何も気がつかなかった。翌日は何事もなかったかのように目が覚めた。そのままプレーを続けたが、毎回悪くなっていき、明らかに集中力が低下していたね」

「何も問題ないと自分に嘘をついて、自分のフットボール・インテリジェンスにしがみついていた。フィジカル的に落ち込んだ。走る回数が少なくなり、よくテクニックで隠していた。また、誰も気づかないだろうと思っていたよ」

 しかし、ごまかしはきかず、スペインでのプレーは2年で終わりを告げた。スナイデル氏は「僕の態度はレアル・マドリーにふさわしくなかった」と認めている。

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