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メッシを超える才能か?スペイン代表最年少ゴールを挙げた“バルサの神童”FWファティ、その更新した記録群

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スペインにニュースターが誕生

 スペイン代表は6日のUEFAネーションズリーグ第2節でウクライナ代表に4-0で快勝。バルセロナに所属するFWアンス・ファティが代表初先発で初ゴールを挙げた。

 ファティは3日の第1節・ドイツ戦で途中出場し、史上2番目の若さで代表デビュー。そして今節は初スタメンで出場すると、開始2分でドリブル突破からPK獲得。その後も圧倒的なプレーを見せ、前半32分には右足ミドルで代表初ゴールを挙げた。スペイン『アス』によると、17歳311日目でのファティのゴールは、1925年にファン・エラズカンが樹立した18歳344日での最年少得点記録を更新した。

 2002年10月31日生まれのファティは、すでにバルセロナで数々の記録を打ち立てている。下部組織ではMF久保建英とともにプレーし、16歳298日というクラブ史上2番目の若さで、クラブ初の“21世紀生まれ”としてトップチームデビューを果たす。さらに16歳304日にはクラブ史上最年少ゴールを挙げた。

 16歳318日にはカンプ・ノウでの公式戦で最年少での先発メンバー入りを果たすと、さらに同試合で1ゴール1アシストを記録。同一試合での同記録も史上最年少となった。16歳321日にはクラブ史上最年少でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場。そして、17歳40日で迎えた欧州CLでは、途中出場1分後にゴールを挙げ、欧州CL史上最年少得点記録を更新した。17歳94日目にはラ・リーガで2分間に2ゴールを挙げ、1試合での複数ゴール記録でリーグ最年少を更新している。

 圧巻の活躍を残してきた17歳に懸かる期待は大きい。しかし、ファティは代表初先発となったネーションズリーグ第2節でも、初ゴールという結果を残してみせた。『opta』や『Squawka』が算出したデータによると、PK獲得や1ゴールだけではなく、シュート数やドリブル数でもチーム最多。敵陣内でも誰よりもボールをタッチし、勝利に大きく貢献した選手となった。

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