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ミランの20歳トナーリ、ガットゥーゾからのアドバイスを明かす「古風のままでいろ」

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ミランの20歳MFサンドロ・トナーリ

 ミランに所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、憧れのジェンナーロ・ガットゥーゾとの逸話などを『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで語ってくれた。

 ユベントス指揮官アンドレア・ピルロを彷彿とさせる風貌から“ネクスト・ピルロ”と評されるトナーリ。今夏、下部組織から過ごしたブレシアからミランへと移籍し、ステファノ・ピオリ監督率いるチームの補強の目玉となった。そんな20歳MFトナーリは、子供時代からの意中のクラブであるミランへの移籍の背景を振り返った。

「他のチームが関心を示していたとしても僕には分からない。仕事は代理人に任せていて、僕には何も知らせないようにしてもらっていたからね。ミランから本当に具体的なオファーが届いた時に、僕にも連絡が来て、僕もすぐに交渉に加わった。わずか1分だったよ。少し言葉を交わしただけで、全員が意思疎通した。ミランへ来ることができると確信を持った瞬間は最高だったよ」

 続いてミランの若き才能は、背番号8番を選択する際に、かつて現役時代にミランで活躍したナポリ指揮官にビデオ通話を通じて許可を求めたことを振り返った。

「リーノ(ガットゥーゾの愛称)とは、頻繁に連絡し合うことができて嬉しく思う。しかし、あの時は背番号8番の許可を求めるためだけのつもりだったが、僕がミランの選手になったことを報告する良い機会にもなった。最初に彼から言われたのは、『ピッチ内だけでなくピッチの外でも古風のままでいろ』ということ。昨年も頻繁に連絡をとっていて、それが何を意味するかは理解しているつもりだ。特にピッチ内においては、『私のように常に全力を尽くしてプレーしろ』と言われたよ」

 また、38歳のFWズラタン・イブラヒモビッチや“ロッカールームの会長”と自称するMFフランク・ケシエについて語った。

「イブラはすぐに何度も親身に接してくれた。元気がない時は元気をくれる。ケシエは非常に面白い人物だよ。ロッカールームのボスかもしれない。偉大だし、強くて良い人だよ。偉大な選手になるためのすべてを兼ね備えている」

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