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シュート数22対2、枠内はゼロ…屈辱の6失点大敗のドイツ、レーブ「何が起きたのか分からない」

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スペイン代表に0-6で敗れたドイツ代表

 屈辱的な大敗となった。スペイン代表に0-6の完敗を喫したドイツ代表ヨアヒム・レーブ監督は、「本当に何が起きたのか分からない」と試合を振り返った。英『BBC』が伝えている。

 第5節終了時点でUEFAネーションズリーグ・グループ4の首位に立つドイツ。勝ち点1差で追う2位スペインとの最終節は、引き分け以上で終えればベスト4進出を決める優位な状況で迎えた。

 しかし、前半17分にCKからFWアルバロ・モラタに先制点を奪われると、守備陣が崩壊。同33分にFWフェラン・トーレス、同38分にMFロドリに追加点を奪われて、3点のリードを許して迎えた後半も立て直すことができず。後半10分と同26分にF・トレースにゴールを決められてハットトリックを達成されると、同44分にはFWミケル・オヤルサバルに押し込まれて0-6の完封負けを喫した。

 シュート数はスペインの22本に対し、ドイツはわずかに2本。終盤にFWセルジュ・ニャブリが放ったシュートはクロスバーを叩く惜しいものだったが、枠内に飛んだシュートはゼロに終わった(スペインは枠内シュート10本)。

 この結果、勝ち点3を上積みしたスペインにかわされて2位に転落し、ベスト4進出を逃すことに。レーブ監督は「本当に何が起きたのか分からない」と話しつつ、選手たちへの信頼は変わらないことを述べ、「今日の試合を見ると、ここ数試合を通して、我々は期待していたほど成長していなかったと分かった」と続けた。

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