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「ファンには固定観念を捨て中東を知ってほしい」カタールW杯事務局長が語る願い

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 今からちょうど2年後、2022年カタール・ワールドカップがアル・ベイト・スタジアムで開幕する。

 重要なテーマのひとつは、ワールドカップをプラットフォームとして中東地域の理解度を向上させること。カタールの最高委員会の事務局長であるハッサン・アル・タワディ氏は、カタールは、地球上で最も偉大なサッカーの祭典を開催することから最大限の利益を引き出すために手を抜かずに取り組んでいると述べた。

「ワールドカップは、何よりもまず、サッカーとスポーツへの情熱を体現したものだった。長年にわたり、この大会から最大限の利益を得ようとしていることを示している。これは単なるサッカーの大会ではなく、私たちの国と地域の物語の一つのマイルストーンだ。私たちは、この大会を最大限に活用し、大会を超えて永続的な遺産を残していきたい」

 また、アル・タワディ氏は、ファンには中東に関する固定観念を捨て、アラブ地域をより知ってほしいとの希望を口にした。

「ファンにとっては、絆と祝福の瞬間になるだろう。ファンには、私たちが一体何者なのかという中東を、人として体験してほしい。ニュースで見るものや、残念ながら人々の心の中に埋め込まれている固定観念を忘れて、我々を人間として理解してもらう機会になる」
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