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10連覇狙うユーベ…ピルロ監督はキーマンの成長に期待「偉大なチャンピオンになれる“プロトタイプ”」

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好調の新戦力FWフェデリコ・キエーザ

 ユベントスは10日、セリエA第17節でサッスオーロと対戦。前日会見にアンドレア・ピルロ監督が出席している。

 第16節を終えた時点で、ユベントスは勝ち点30の5位。消化試合数に差はあるものの、首位ミランとの勝ち点差は10も開いている。しかし、9連覇王者はその第16節でミランと激突。FWフェデリコ・キエーザが2得点、そしてMFウェストン・マッケニーが1得点を挙げ、3-1で大一番を制した。

 今季からチームを指揮するピルロ監督はニューカマーたちを積極的に起用。クラブ史上初のアメリカ人であるマッケニーを見い出し、そしてフィオレンティーナからレンタルで獲得したキエーザも少しずつチームに順応させ始めている。

 元イタリア代表のスター選手であるエンリコ・キエーザを父に持つ23歳は、直近の2試合で3ゴールを記録。ドリブル力に圧倒的な自信を持ち、積極的に仕掛けるウインガーにピルロ監督も「キエーザの活躍には驚いていない。彼の能力を理解しているからこそ、獲得したかった」と手応えを掴んでいるようだ。そして、さらなる成長を期待している。

「まだ若く改善の余地があり、偉大なチャンピオンになれる“プロトタイプ”の状態と言える。毎試合成長する必要があり、サン・シーロをそのスタート地点にしないといけない」

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