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EL敗退のナポリ、ガットゥーゾが主審に不満「前半が実質17分。リスペクトがない」

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 ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが25日のグラナダ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ヨーロッパリーグ(EL)敗退へ不満を述べた。

 ガットゥーゾ率いるナポリは、18日に行われたグラナダとのEL決勝トーナメント1回戦ファーストレグで0-2と敗戦。25日のホームでのセカンドレグで、逆転を目指した。するとピョートル・ジエリンスキなどのゴールで2-1と勝利。しかし2試合合計2-3とスコアを覆すことはできず、敗退が決定した。

 指揮官のガットゥーゾは試合を振り、選手たちを称えつつ、審判団に対する不満を述べた。

「今日もバカバカしい失点をしてしまった。グラナダの他の攻撃は覚えていないが、自分たちのプレーは後悔することなく、誇りに思うべきだ。我々はこの2試合において、相手チームよりも上回っていることを証明した」

「代表する立場にある者は、イタリアのチームがヨーロッパにおいて、審判団からもっとリスペクトされるようにするべきだ。この3日間、あらゆる類のものを目にした。前半は実質、17~18分程度しかプレーできなかった。1プレーが終わるごとに3分間止まるなんてありえない。後半のことは言うまでもない。もしイタリアのチームが今日のグラナダのようなことをすれば、翌日、世界中の紙面を飾ることになるだろう」

 ナポリは直近の公式戦11試合において6敗を喫し、コッパ・イタリアやELで敗退。ユベントスとのスーペルコッパ・イタリアーナにも敗れてタイトルを逃すなど、厳しい状況に立たされている。ガットゥーゾは選手たちを擁護しつつ、リーグ戦へと目を向けた。

「チームは落ち着いて過ごせばよい。文句があるなら責任者である私だけにして欲しい。誰かが代償を払わなければならないのであれば、最悪の場合、私が払えば良いだろう。あと2日半で次戦を迎える。この調子で続け、離脱者の復帰を待ちたい。リーグ戦は残り15試合。延期となった試合を加えれば16試合あり、これから獲得できるポイント数はかなりある。落ち込んでいる場合ではない」

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