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カペッロ氏がユベントスに皮肉「恥ずかしくなる崩壊ぶり。これが欧州SLのチーム?」

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ミランに完敗を喫したユベントス

 イタリア人指揮官のファビオ・カペッロ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて古巣ユベントスに苦言を呈した。

 ユベントスは今シーズン、クラブのOBであるアンドレア・ピルロを指揮官に抜てき。前人未到のセリエA10連覇を目指したが期待された成績を残すことができず、イタリア王者の座をアントニオ・コンテのインテルへと譲った。

 9日に行われたセリエA第35節では、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いのライバルであるミランとの直接対決を迎えたが、ホームで0-3と完敗。CL圏外の5位へと順位を落とした。カペッロ氏はそんなピルロ率いるチームに苦言を呈した。

「恥ずかしくなるほどの崩壊ぶりだ。ユベントスは前半から姿が見えなかった。(2日の)ウディネーゼ戦(ユベントスが2-1で逆転勝利)の時と同じようにアイディアが感じられない。ミランもチームとしての役割は果たしたが偉業はなかった。ユーベには積極性がなかったように思う。序盤は相手の出方をうかがっていて、その後はプレスをかけようとすると山ほどのミスを犯した」

 続けてカペッロ氏は両チームを通じてパスミスが目立ったことを指摘しつつ、ユベントスがレアル・マドリーなどとともに計画していた欧州スーパーリーグ(SL)構想に言及して皮肉を述べた。「両チームともにパスミスがあまりにも多かった。『これがSLのチームなのか?』って疑問を持ったよ」と語った。

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