beacon

ポルトガルで培った自信…守田英正「前回以上の活躍ができれば」

このエントリーをはてなブックマークに追加

オンラインで取材に応じるMF守田英正

 ポルトガル・リーグ最終節で今季2点目となるゴールを決め、来季から新設されるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)の予選出場権を獲得した日本代表MF守田英正(サンタクララ)が代表合宿初日の24日、オンラインで報道陣の取材に応じた。

「最終節、クラブで点を取ってきたという良い流れもあるので、得点に絡む部分も見せつけられればと思っている」。28日のW杯アジア2次予選・ミャンマー戦(フクアリ)から始まる代表5連戦に向け、強い決意を口にした。

 今年1月のサンタクララ加入後、移籍後初出場となった1月25日のリオ・アベ戦(○2-1)でいきなりゴールを決めると、最終節のファレンセ戦(○4-0)まで20試合連続フル出場。最初と最後にゴールを決め、「90分通して前から後ろまで走り続ける走力だったり、判断の部分はポルトガルで伸びたと思う。海外のボランチは点に絡む選手がたくさんいる。自分もそういう選手に近づけるように意識している」と、自身の成長も実感している。

「日本にいたときに求められていたのはビルドアップの部分で、ポルトガルでできるようになったのが得点に絡む部分。ベースは後ろの安定感だったり、ビルドアップでサポートに入る動きになると思うけど、そのうえで最後の数字に関わる部分、ゴールやアシストが一番大事になる。すべてにおいて高いパフォーマンスを出さないといけないし、これだけやってればいいというのはない。すべてで他の選手を上回っていけるように活躍したい」

 約1年9か月ぶりの代表復帰となった3月の代表戦は3月25日の韓国戦(○3-0)、同30日のモンゴル戦(○14-0)といずれもMF遠藤航とダブルボランチを組んで先発し、攻守に存在感を示した。モンゴル戦では代表初ゴールも記録。「前回以上の活躍ができれば」と意気込む今回は“相棒”の遠藤がミャンマー戦後に離脱し、オーバーエイジとしてU-24日本代表の活動に合流することもあり、守田が代表で主軸を担っていくための試金石となりそうだ。

(取材・文 西山紘平)
●カタールW杯アジア2次予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧

TOP