beacon

約3年ぶりに五輪世代の活動参加へ…冨安健洋「五輪までに良いチームに」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表DF冨安健洋(ボローニャ)

 22歳の若さながら、日本代表最終ラインの軸としてプレーするDF冨安健洋(ボローニャ)。今回は久しぶりにU-24日本代表の活動にも参加するが、「五輪までに良いチームにしたい」と意気込みを示した。

 東京五輪世代の代表の監督に森保一監督が就任以降、A代表の常連となったこともあり、アンダー世代の活動には18年6月のトゥーロン国際大会にしか参加していない。約3年ぶりに東京五輪世代の活動に参加することになったが、「まずは、僕がしっかり自分のプレーをすることで、チームに貢献することが大事だと思う」と語った。

「久々の五輪の活動なので、練習の中で連係を高めるのが大事。細かい部分の修正を五輪までに終わらせるのが重要だと思う」

 今回の活動ではDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)がオーバーエイジとして参加することになった。3選手とはA代表で長らくプレーしており、「頼りになる先輩3人だし、ピッチ外でも若い選手に良い影響を与えてくれる」と信頼を寄せる。

 オーバーエイジとは異なり、東京五輪世代の選手は6月の活動が最終選考の場に。A代表の常連である冨安も、五輪行きの切符が確実に与えられるわけではない。「まずは、しっかり選ばれて、選ばれた選手と五輪までに良いチームになれるか。金メダルを目指すと森保さんも言っているし、僕らもその気持ちを持っているので、五輪までに良いチームにしたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

TOP